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[職場紹介] 廃棄物処分工学研究室

(2015年4月 1日執筆)
ホームページURL: http://labs.eng.hokudai.ac.jp/labo/waste/
haikibutusyobunnkougaku.jpg衛生工学科 清掃工学講座(1976.4~1997.3)
環境資源工学専攻廃棄物資源工学講座 廃棄物処分工学分野(1997.4~2005.3)
環境循環システム専攻廃棄物資源工学講座 廃棄物処分研究室(2005.4~2010.3)
環境創生工学部門環境管理工学分野 廃棄物処分工学研究室(2010.4~)

廃棄物処分工学研究室では、ごみの問題を、ごみの発生、分別、収集から始まって、中間処理、資源化を経て埋立処分に至る「システム」としてとらえ、ごみ処理全般にわたる広い範囲で研究を進めています。

〇最終処分(埋立)
埋立は、安定化までに数十年以上の時間を要する点が他の処理と異なり、大きなリスク発生の原因となります。埋立地の生物的安定度をどのように測るのか、埋め立てられた有害物質はどんな挙動を示すのか、安定化を促進するにはどのような管理をすべきかなどについて、現地調査、室内実験、数値シミュレーションなどによって取り組んでいます。

〇資源化処理と中間処理
家庭ごみの主な処理方法である焼却に関しては、塩化水素、硫黄酸化物、窒素酸化物の処理、水銀の除去などの排ガス処理、捕集されたばいじんからの金属回収などの研究を行っています。また、焼却に代わる技術として炭化処理、ごみ燃料化の研究も行いました。資源化処理に関しては、生ごみ堆肥化施設、びんやペットボトルなどの選別施設の研究、再生資源の安全性評価などを行っています。

〇ごみ処理システムの評価
処理の良さは、環境、経済、社会面で総合的に評価することが必要です。マテリアルフロー分析、ライフサイクルアセスメント(LCA)、コスト分析は、そのための主要なアプローチです。最近は、処理施設に対する住民意識、処理システムの環境・経済指標による評価、住民満足度の評価などを行っています。

<質問1 勤続年数を教えてください>
 35年です。
<質問2 普段どのような仕事をしているか教えてください>
 研究の実験計画、実験装置の設計・製作、フィールド調査での現場測定・試料採取の指導、機器分析装置の保守管理、実験室の安全管理、毒劇物、高圧ガスの管理等を行っています。
<質問3 仕事でやりがいを感じる時はどんな時ですか?>
 自分で計画した実験や、設計・製作した装置で良いデータや結果が出た時。
<質問4 逆に仕事をしていて苦しかったことはありますか?>
 ごみの堆肥化施設の調査で、60℃ぐらいある堆肥の上でガス濃度測定、温度測定をした時。匂いもひどく10分間作業するのが限界でまさに苦しかったです。
<質問5 仕事に行き詰った際の気分転換の方法を教えてください>
 趣味などで体を動かす。良い方向に発想を変える。
<質問6 この職場に決めたきっかけは?>
 最初は選択肢がなく入ったが、30歳ぐらいの時に廃棄物の仕事に将来性とやりがいを感じました。
<質問7 北大に勤務してからの一番の思い出はなんですか?>
 初めて学会で発表したこと。大変だったけど研究室の一員になれたような気がしました。
<質問8 あなたが感じる北大の印象は?>
 札幌駅から近い、広くて緑が多い。
<質問9 今後の夢や目標はありますか?>
 技術部の組織を今より少しでも良い方向に変えたいと思っています。