技術部

[業務紹介] 全自動微小部分析装置研究室

(2013年2月 1日執筆)

全自動微小部分析装置研究室は北海道大学工学研究院の全学共同利用施設です。グリーンイノベーションやライフイノベーションにかかわる物質や、新材料の組成と形態をマイクロ・ナノスケールで迅速・高精度で分析・解析・診断する、3D環境マテリアル分析システム(MultiBeam System, FE-EPMA)、マルチメディアデーター管理装置(FE-SEM, TEM)を有しています。当施設では新成長戦略の中で新エネルギー・環境材料、ナノテクノロジー、生体関係のプロジェクト研究を推進するための有力な手段を提供するとともに、経験豊かな研究・保守のサポートシステムを具備することを目指します。加えて、インターネット経由の遠隔操作により、本学のみならず地域産業技術の高度化や他大学等の教育にも活用しています。

<質問1 勤続年数を教えてください>

1年目です。

<質問2 普段どのような仕事をしているか教えてください>

装置取扱い説明・補助、各種ガスの補充、イオン・電子ビーム調整などのメンテナンス、利用料金集計、予約システム保守のお手伝い、測定に関する技術相談応対、新規利用者向けの安全講習会を行っています。また、学会や研修に参加し、情報収集を行うこともあります。

<質問3 仕事でやりがいを感じる時はどんな時ですか?>

ユーザーの期待に答えられる、会心のデータを出せた時です。

<質問4 逆に仕事をしていて苦しかったことはありますか?>

装置が予期せぬトラブルに見舞われ、稼働できない時です。

<質問5 仕事に行き詰った際の気分転換の方法を教えてください>

他の職員やユーザーとの談笑。「全自動コーヒー部」は良い情報交換の場になっています。

<質問6 この職場に決めたきっかけは?>

大学での専攻を活かせることができることです。

<質問7 北大に勤務してからの一番の思い出はなんですか?>

勤務前には全く予想しなかった出張です(海外の研究所見学、東京大学での研修など)。大変勉強になりました。

<質問8 あなたが感じる北大の印象は?>

おおらか

<質問9 今後の夢や目標はありますか?>

「北大の、”この施設でなければ”、”この人でなければできない”」と言われるような技術を開発したいです。


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