技術部の職員が所有している主な資格を紹介します。 (最終更新:平成29年1月)
理化学分野
資格名 | 概要 |
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危険物取扱者 ・甲種危険物取扱者 ・乙種危険物取扱者 (第1類、第2類、第3類、第4類、第5類、第6類) ・丙種危険物取扱者 |
甲種危険物取扱者は全類の危険物、乙種危険物取扱者は指定の類の危険物について、取り扱いと定期点検、保安の監督ができます。 又甲種もしくは乙種危険物取扱者が立ち会えば危険物取扱者免状を有していない一般の者も、取り扱いと定期点検を行うことができます。 丙種危険物取扱者は、特定の危険物(ガソリン、灯油、軽油、重油など)に限り、取り扱いと定期点検ができます。取り扱うことのできる危険物は、免状に記載されている種類になります。 |
有機溶剤作業主任者 | 有機溶剤作業主任者は閉鎖された空間内で、有機溶剤を使っての作業を安全に進めるために指導を行います。 有機溶剤作業主任者は事業者により選任されます。 |
毒物劇物取扱責任者 | 毒物劇物取扱責任者は日本において毒物及び劇物の輸入、製造や販売を行い、管理・監督することができます。 |
高圧ガス製造保安責任者 ・乙種機械責任者 ・丙種化学責任者 |
高圧ガス製造保安責任者は石油化学コンビナート等高圧ガス製造事業所において、製造に係る保安の統括的又は実務的な業務を行います。 乙種機械責任者は使用できる高圧ガスの種類については制限はありませんが、製造施設の規模により、保安技術管理者に選任される場合に限り制限があります。保安主任者及び保安係員に選任される場合の製造施設の規模についての制限はなく、全ての製造施設に関する保安に携わることができます。 丙種化学責任者は主にLPガスの製造に係る保安の統括的又は実務的な業務を行う場合に必要な資格です。 |
第一種圧力容器取扱作業主任者 ・普通第一種圧力容器取扱作業主任者 |
第一種圧力容器取扱作業主任者は規模の大きい圧力容器を取り扱うことができます。 事業者は労働安全衛生法によって、第一種圧力容器取扱作業主任者の選任を行います。資格の種類によって作業主任者に選任できる範囲が異なります。 |
エックス線作業主任者 | エックス線作業主任者は、エックス線の調査、管理などを行います。 事業者は労働安全衛生法によって、医療用以外の用途で1MeV未満の出力のエックス線を用いる場合、労働者の中からエックス線作業主任者を選任することが義務づけられています。 |
環境衛生分野
資格名 | 概要 |
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衛生管理者 ・衛生工学衛生管理者 ・第一種衛生管理者 |
衛生管理者は、労働安全衛生法において定められている、労働条件、労働環境の衛生的改善と疾病の予防処置等を担当し、事業場の衛生全般の管理を行います。 衛生管理者資格は担当業務の範囲等で衛生工学、第一種、第二種と分かれています。 |
特別管理産業廃棄物管理責任者 | 特別管理産業廃棄物管理責任者は、廃棄物の処理及び清掃に関する法律に基づき、事業場における特別管理産業廃棄物の管理全般を行います。 |
建築物環境衛生管理技術者 | 建築物環境衛生管理技術者は、建築物における衛生的環境の確保に関する法律に基づき、建築物の環境衛生の維持管理に関する監督を行います。 |
酸素欠乏危険作業主任者 | 酸素欠乏危険作業主任者は、労働安全衛生法に定められた国家資格です。 事業者は酸素欠乏症にかかるおそれのある場所で作業を行う際に酸素欠乏危険作業主任者を選任する必要があります。 |
公害防止管理者 ・水質関係第1種公害防止管理者 |
公害防止管理者は公害発生施設又は公害防止施設の運転、維持、管理、燃料、原材料の検査等を行う役割を担います。 水質関係第1種公害防止管理者は水質関係有害物質発生施設で、排出水量が1日当たり1 万m3以上の工場を対象とします。 |
防火管理者 ・甲種防火管理者 |
防火管理者は消防法に基づき、防火対象物の防火管理を行います。 甲種防火管理者は比較的大きな防火対象物等の防火管理を行うことができます。 |
防災管理者 | 防災管理者は、消防法に基づき、避難訓練の実施等を行います。 |
防災管理点検資格者 | 防災管理点検資格者は消防法に基づき、大規模建築物等を点検、また、防災管理業務の遂行上管理的又は監督的な地位にある場合において防災管理者になることができます。 |
予防技術検定(危険物) | 消防本部及び消防署等の機関には、建築物の大規模化・複雑化等に伴い高度化・専門化する予防業務を的確に行うため、火災の予防に関する高度な知識及び技術を有する「予防技術資格者」を配置することとされています。 |
自衛消防業務講習 | 大規模建築物等については、自衛消防業務講習の修了者等を統括管理者及び本部隊の各班の班長として配置した自衛消防組織の設置が義務づけられました。 自衛消防組織は、一定の設備・資機材等を備え、地震、火災等の発生時において、初期消火、消防機関への通報、在館者の避難誘導など、災害による被害の軽減を図るための組織です。 |
管工事施工管理技士 ・1級管工事施工管理技士 |
管工事施工管理技士は、管工事において施工計画を作成し、安全管理等の業務を行います。 1級では、特定建設業の営業所に置かなければならない専任の技術者になることができます。 |
救命講習 ・上級救命講習 |
救命講習は、消防本部によって行われている応急処置技能認定講習です。 上級救命講習では心肺蘇生法や外傷手当などの講習が行われます。 |
応急手当普及員 | 応急手当普及員は、応急処置技能の普及のために、救命講習の講師になることができます。 |
エネルギー管理員講習修了 ・エネルギー管理員講習修了(電気) ・エネルギー管理員講習修了(熱) |
エネルギー管理員講習はエネルギー使用方法の改善及び監視を行います。 |
特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者 | 工場などの特定化学物質を扱う現場で、作業者が特定化学物質に汚染されないよう作業環境の改善、作業方法などを指導したり、局所排気装置や除塵装置などの設備の点検、保護区使用の監視などを行う専門家を認定する厚生労働大臣認可国家資格です。 |
機械分野
資格名 | 概要 |
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研削といし取替試運転作業者 ・自由研削用といしの取替え |
研削といし取替試運転作業者は労働安全衛生法に定める研削といしの取替え等の業務に係る特別教育を修了した者のことです。 |
アーク溶接作業者 (アーク溶接特別教育修了) |
アーク溶接作業者はアーク溶接(金属電極と被溶接物の間に火花を発生させ、その熱を利用して溶接する方法)を行うことができます。 |
ガス溶接作業者 (ガス溶接技能講習修了) |
ガス溶接作業者は可燃性ガス・酸素を使用したガス溶接、切断等のガス溶接の作業を行うことができます。 |
ガス溶接作業主任者 | ガス溶接作業主任者は労働安全衛生法によって、ガスを用いる金属溶接、溶断等の作業の直接管理者として選任が義務付けられている資格です。 |
ボイラー技士 ・二級ボイラー技士 |
ボイラー技士は病院、学校、工場、ビル、船舶、機関車、銭湯、地域熱供給などの様々な場所で、資格の必要なボイラーを取り扱い、点検、安全管理を行います。 二級では伝熱面積の合計が25m2未満のボイラー取扱作業主任者となることができます。 |
クレーン運転 ・クレーン運転(床上操作式) ・クレーン運転の業務に係る特別教育 |
クレーン運転は労働安全衛生法に定められた国家資格であり、クレーンを操作する上で必要な資格です。 操作可能な対象の違いによって多数の資格があります。 |
玉掛作業者 | 玉掛作業者は玉掛作業(直接あるいはワイヤーロープなどで荷物をクレーンなどのフックに掛ける作業)を行うことができます。 |
自動車整備士 ・二級自動車整備士 ・三級自動車整備士 |
自動車整備士は自動車分解整備事業場において自動車のメンテナンスを行います。 |
情報通信分野
資格名 | 概要 |
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電気工事士 ・第二種電気工事士 |
電気工事士は、一般用電気工作物および自家用電気工作物の工事を行うことができる。 第二種電気工事士は一般用電気工作物に限って工事を行うことができる。 |
電気主任技術者 ・第三種電気主任技術者 |
電気主任技術者は、事業用電気工作物の工事、維持及び運用に関する保安監督を行うことができる。 第三種電気主任技術者は50,000V未満の電気工作物に限って保安監督を行うことができる。 |
アマチュア無線技士 ・第四級アマチュア無線技士 ・電話級アマチュア無線技士 (現 第四級アマチュア無線技士) |
アマチュア無線技士はアマチュア無線局の無線設備の操作を行うことができます。 第四級では空中線電力10W以下の無線設備のみを操作することができます。 |
陸上特殊無線技士 ・第一級陸上特殊無線技士 ・特殊無線技士(多重無線設備) (現 第一級陸上特殊無線技士) |
陸上特殊無線技士は特殊な無線設備の通信操作を行うことができます。 第一級では多重無線設備を使用した固定局などの通信操作ができます。 |
海上特殊無線技士 ・第三級海上特殊無線技士 |
海上特殊無線技士は海上関連の特殊な無線設備の通信操作を行うことができます。 第三級では沿岸海域で操業する小型漁船やプレジャーボートの無線電話が操作可能です。 |
情報処理技術者試験 ・基本情報技術者 ・応用情報技術者 ・ネットワークスペシャリスト ・プロジェクトマネージャ ・情報セキュリティスペシャリスト ・情報セキュリティマネジメント (以下 旧試験) ・ソフトウェア開発技術者 ・テクニカルエンジニア(データベース) ・初級システムアドミニストレーター ・第一種情報処理技術者 ・第二種情報処理技術者 |
情報処理技術者試験は、「情報処理の促進に関する法律」に基づき経済産業省が、情報処理技術者としての「知識・技能」の水準がある程度以上であることを認定している国家試験です。 |
LPIC(Linux技術者認定試験) ・LPIC Level1 |
LPICは、Linux技術者認定機関 LPIが実施しているLinux技術者認定制度です。 |
Microsoft Office Specialist(MOS) ・MOS Excel 2002 スペシャリスト ・MOS Word 2002 スペシャリスト ・MOS Excel 2003 エキスパート ・MOS Word 2003 エキスパート |
Microsoft Office SpecialistはMicrosoft Office製品の利用スキルを証明できる資格です。 |
ORACLE MASTER ・ORACLE MASTER Bronze Oracle Database 11g |
ORACLE MASTERはOracle社製品において体系だった知識を有する技術者を認定するための資格です。 |
その他
資格名 | 概要 |
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運転免許 ・大型特殊自動車免許 ・大型自動車第二種免許 ・中型自動車免許(限定解除) |
運転免許は道路における自動車及び原動機付自転車の運転を行う事が出来る資格です。 大型特殊自動車免許では大型特殊自動車、小型特殊自動車等の運転を行うことができます。 大型自動車第二種免許では大型自動車、普通自動車などで報酬を得て人を輸送することができます。 「8t限定なしの中型」又は上位の「8t限定なし中型二種や大型自動車、大型二種」免許で、中型自動車として扱われるマイクロバスの運転を行うことができます。 |
車両系建設機械運転者 ・小型車両系建設機械 (整地・運搬・積込み用及び掘削用)特別教育修了 |
車両系建設機械運転者は、労働安全衛生法の定めにより就業制限の課されている一定の車両系建設機械について運転又は操作を行う事ができます。 |
小型船舶操縦免許 ・一級小型船舶操縦士 ・二級小型船舶操縦士 |
免許不要のボートを除き、総トン数20t未満の船舶は小型船舶操縦免許を有していなければ、船長として乗船することはできません。 二級小型船舶操縦士は、小型船舶で、海岸から5海里までの海域を操縦できます。 |
教育職員免許状 ・高等学校教諭専修免許(工業) ・高等学校教諭一種免許(工業) ・高等学校教諭一種免許(理科) |
教育職員免許状は幼稚園、小学校、中学校、高等学校、特別支援学校にて教諭とし勤務できる資格です。 免許の種類によって勤務できる学校等に違いがあります。 |
SHASE技術フェロー | SHASE技術フェローは極めて高度な技術を有し,空気調和・衛生工学分野の技術向上と領域拡大に大きな貢献をしている空気調和・衛生工学会員に与えられます。 |
知的財産管理技能士 ・二級知的財産管理技能士(管理業務) ・三級知的財産管理技能士(管理業務) |
知的財産管理技能士は企業や団体の中にいながら知的財産を適切に管理・活用して、その企業や団体に貢献できる能力を有します。 |
色彩検定・2級 | 色に関する幅広い知識や技能を問う検定試験です。 |